『事件の日』

『事件の日』

シャフラーム・アサディー監督の『事件の日』は、イラン映画の宗教映画の代表的な作品で、何年もの間宗教映画を製作するための指標となった。シーア派の第3代イマーム・ホセインが殉教したヒジュラ暦におけるムハッラム月（一年で最初の月）の10日目(680年)アーシューラーの午後の事件を基に、イラン人の脚本家・作家バハラーム・バイザーイーがこの映画の脚本を書いた。アリーレザー・ショジャーアァヌーリーやエッザトッラー・エンテザーミーやジャムシード・マシャーイェヒーやメフディー・ファトヒーなどの俳優が主役を勤めた。

ストーリー：｢イスラム教に改宗したばかりの若いキリスト教徒であるアブドッラーは、ラーヘレとの結婚式の日に、[誰が私を助けてくれる人がいないか？]という呼びかけを聞いた。その呼びかけを数回聞いた後、アブドッラーは動揺し、結婚式を呼びかけを探すために去る。ラーヘレの偏屈な兄弟は、結婚式の去ることを侮辱と見なし、アブドッラーを追跡した。アブドッラーは、旅の途中で様々な出来事に遭遇し、イマーム・ホセインが彼は呼びかけを探すことを知る印を見つける。アブドッラーは非常に速く裁くを走り、カルバラーの砂漠に辿り着く。カルバラーに着く時は、アーシューラーの午後である。｣

第13回ファジュル国際映画祭では、作品賞、音楽賞(マジード・エンテザーミー)、舞台監督賞(マジード・ミールファフラーイー)、メイクアップ賞(アブドッラー・エスカンダリー)などを受賞した。