• May 11 2022 - 14:29
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「世界クドゥスの日 Rūz-e Jahānī-ye Quds」記念ウェビナー開催のお知らせ

全世界のムスリムにとって重要な断食月(ラマザーン月)も、月末が近づいてまいりました。

「世界クドゥスの日 Rūz-e Jahānī-ye Quds」記念ウェビナー開催のお知らせ

 

全世界のムスリムにとって重要な断食月(ラマザーン月)も、月末が近づいてまいりました。

ラマザーン月の最後の金曜日は、「世界クドゥスの日 Rūz-e Jahānī-ye Quds」に当たります。有史以前、紀元前30世紀頃の集落に起源があるとされるエルサレムは、アラビア語で「al-Quds アル=クドゥス」と呼ばれています。現代ペルシア語では、アラビア語の定冠詞を除いて、「Qods ゴドス」と呼ばれています。日本のマスメディア等で表記される「コッズ」は、Qudsを英語風に発音した呼称です。日本では、キリスト教の旧約聖書にダビデ王やソロモン王の言及があることから、あたかも古代イスラエル王国によりこの都市が建設されたように捉えられていますが、実際には悠久の歴史の中で様々な民族がこの都市の繁栄に関わってまいりました。イスラーム期に入ると、この地にある岩のドームは、イスラームの三大聖地のひとつとなり、「神殿の丘」と呼ばれる聖域となりました。それゆえに、クドゥス(エルサレム)は、イスラーム、キリスト、ユダヤ教徒にとって共通の聖地とみなされています。

 

1979年にイマーム・ホメイニー(ホメイニー師)は、パレスチナのクドゥスにおいて、過酷な状況に置かれたパレスチナの人々の救済を全世界のムスリムを中心とする人々に呼びかけるために、断食月の最後の金曜日を「世界クドゥスの日」と定められました。

 

駐日イラン・イスラム共和国大使館文化参事室(イラン文化センター)は、「世界クドゥスの日記念ウェビナー」を今週金曜日に開催いたします。本ウェビナーでは、駐日パレスチナ常駐総代表部の一等参事官、イヤード・アルヒンディEyad Alhindi氏、駐日イラン・イスラム共和国大使館臨時代理大使モハンマドレザー・ログマーニーMohammadreza Loghmani氏、イスラーム法学者の澤田達一氏、澤田氏のご友人で敬虔なパキスタン系ムスリムのセイエド・モムターズ・フサイン Seyyed Momtaaz Husayn氏を講演者としてお招きしております。今回のウェビナーは、イスラーム世界におけるパレスチナの地位を日本の皆様にご理解いただくことを趣旨として開催いたします。

皆様のご参加をお待ちしております。

 

駐日イラン・イスラム共和国大使館文化参事室

参事官代理

アミール・ラヒーミー

 

開催日時

2022年4月29日(金)15:00〜16:30

Zoom Meeting リンク

https://us02web.zoom.us/j/81684849334

Meeting ID: 816 8484 9334

 

 

 

 

 

Japan  Tokyo

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