サルアーガーセイエド村

チャハールマハール・バフティヤーリー州サルアーガーセイエド村

この村は、自村の伝統を維持し続け、今も素朴な暮らしが残っている村のひとつです。山間に日干し煉瓦と石造りの家々が階段状に連なっています。夜になれば満天に星が煌めいています。子供たちは屋上から屋上へと走りまわり、老婆はナンを焼いています。焚き火で焼くナンから漂う匂いが、訪れる者を惹きつけてやみません。

サルアーガーセイエド村は、チャハールマハール・バフティヤーリー州シャフレコルド市から１３０キロのクールラング県マルキャズィー郡にあります。その建築様式から「ザーグロス山脈のマースーレ（注：観光地として世界的に知られるマースーレ村はギーラーン州にある）」として知られています。