アーセフ・ヴァズィーリー邸

アーセフ・ヴァズィーリー Āṣef Vazīrī آصف وزیری 邸は、サナンダジュにあるサファヴィー朝時代の建築物です。この建物は、イランで最も価値のある文化財に数えられています。壁の独特なレンガ細工と漆喰技法は、サファヴィー朝にまでさかのぼりますが、多くの図案はガージャール朝からパフラヴィー朝期に追加されました。

邸内には、さまざまな部屋やエリアがあります。その中でここを訪れる人々の注目を集めるのは、イラン独自様式のハンマーム（浴室）になります。各部屋には、クルド人を模した蝋人形が設置されており、クルドの歴史、文化、手工芸品、衣装を知る絶好の機会をこの人類学博物館は提供しています。