2022年「ノウルーズ─元旦イラン伝統音楽祭」開催のお知らせ
新年を祝うノウルーズは、イランの最も重要な祝祭のひとつで、古代から現代まで数千年の歴史を誇ります。それゆえ、イランのみならずアフガニスタン、タジキスタン、アゼルバイジャン、トルクメニスタンなど世界の他の国々でも行われています。
2022年「ノウルーズ─元旦イラン伝統音楽祭」開催のお知らせ
新年を祝うノウルーズは、イランの最も重要な祝祭のひとつで、古代から現代まで数千年の歴史を誇ります。それゆえ、イランのみならずアフガニスタン、タジキスタン、アゼルバイジャン、トルクメニスタンなど世界の他の国々でも行われています。
ノウルーズは、木々が花を咲かせる春を新年のはじまりとするお祝いです。イラン・イスラム共和国では、春分を起点とするヒジュラ太陽暦(イラン暦)を公式暦に用いており、この日が一年の始まりとなります。
今年のノウルーズは、イラン時間2022年3月20日、19時3分26秒、日本時間の3月21日0時33分26秒から始まります。
国連は、2010年2月23日(イラン暦1388年12月4日)、3月21日を「ノウルーズを祝う日」として公式化し、その議定書においてノウルーズをイランに起源し、3千年以上の歴史を有し、今日3億人以上が祝う祭りであると承認しました。なお、前年9月30日にユネスコも公式にノウルーズを無形文化遺産に登録しています。
イラン人は、この時期に交流を深めるため、互いの家に招いたり、招かれたりします。それは年長者への年始回りからはじまります。各家庭は年末までに大掃除を済ませ、ソフレ(食布)の上に飾られるハフト・スィーン(7つのS音で始まるおめでたい品々)を用意し、音楽演奏、お年玉のやり取りなどが行われます。
イランのノウルーズは、日本でもほぼ春分の日にあたり、休日となります。
駐日イラン・イスラム共和国大使館イラン文化センターは、2022年(イラン暦1401年)のノウルーズを祝う伝統音楽祭に、日本国内で活躍中のイラン伝統音楽ユニット「千夜一夜音語り(せんやいちやおとがたり)」を招き、新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドラインを遵守しながら対面形式でコンサートを開催いたします。このグループは、ボーカルのアミンをリーダーとする、国際色豊かな6人のメンバーから構成されております。
2022年の会場は、港区との共催により、港区立男女平等参画センター(リーブラ)のリーブラ・ホールとなります。入場無料ですが、先着約100名様と定員に限りがございます。お誘い合わせの上、皆様のお出でを心よりお待ち申し上げます。
開催日時
2022年3月20日(日) 開場17:30 開演18:00 終演19:30